歌手でモデルのきゃりーぱみゅぱみゅが出演した人気テレビ番組「きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!」が映畫化され、「きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!」として7月12日から全國約70館で劇場公開されることが決まった。 同番組內で人気だった「きゃりーアントワネット」「きゃんきー夜露死苦」「歴史年號をオサレに覚えよう」などをリメイクし、全く新しいファンタジーストーリーに生まれ変わる。映畫のために4月から約1カ月間、日本、ドイツ、フランスでロケが行われ、ポップでカオスな內容になっているという。 きゃりーは「日本だけじゃなくて、ヨーロッパも舞臺ということで、まさに世界的スケールです。とにかく、世界観がポップ。いい意味で、アソビ感覚で作り上げたファンタジーな作品です」と手応えを感じている様子。さらに、「私のライブには、大人の方からもちろん中學生や高校生、そしてちっちゃなお子さんまで、本當に幅広く來てもらっているんですね。この映畫も同様に、幅広くみなさんに見てもらいたいなって思います!」と意気込みを語った。 ストーリーは、「きゃりーぱみゅぱみゅは“にんげん”ではなかった?」という設定で、2014年ワールドツアー「NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014」ヨーロッパ公演時にこの噂に対してある証言をした関係者たちが謎の失蹤を遂げる。帰國したきゃりーを待ち受けていたのは、「きゃりーぱみゅぱみゅはロボットだった」という事実。自覚がなかったためがく然とするきゃりーは、ちょっとシュールな自分探しの旅に出る。 スタッフは、湧川敬介監(jiān)督を筆頭にプロデューサー、カメラマン、腳本の4人のみ。映畫同好會のようなノリで製作されており、全編にわたり「自由な空気」が流れている。上映時間は60分(予定)で、鑑賞料金は高校生以上が1000円、3歳以上中學生以下が500円。 「きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!」は、7月12日から全國のイオンシネマほかで公開。